過去ログ - 滝壺「それでも私は、超能力者のかきねを守るよ」垣根「…無能力者が何言ってやがる」
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19:>>1[saga]
2011/07/20(水) 20:18:27.21 ID:mnOma1eZ0



そう呟くのも無理はなかった。



死。死。死。死。死。死。


覚悟してきた結末とは大きく異なる今の自分。
身体中を確かめるようにペタペタと触ってみるものの全くってと言っていいほど痛みは感じない。

それが逆に可笑しい。
そう思えてしまうのはある意味当たり前のことなのだ。

自分の最期くらい自分自身が一番理解していたはずなのだから。
あの時確かに自分は無事では済まないような攻撃を受けたはずだ。受け身など、取る隙すらなく。虐殺という表現が相応しいような殺され方をされたはずなのだ。



それなのに何故、自分は生きている?



( …まさか此処も夢の中、なんて言わねえよな。 )






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