過去ログ - 滝壺「それでも私は、超能力者のかきねを守るよ」垣根「…無能力者が何言ってやがる」
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5:>>1[saga]
2011/05/24(火) 21:11:24.66 ID:onBRgLPr0



―――今はもう名前すら覚えていない、面影も曖昧な少女。

ただ一つはっきりと覚えているのは。


「そしておおきくなったらわたしをてーとくのおよめさんにしてね。やくそくだよ」


その少女の笑顔はあまりにも優しくて。あまりにもあたたかくて。
己はその表情を向けられることをとても心地よく感じていたこと。

そして。


「だからゆびきり!」

小指を差し出す少女はつまり、そういう意味らしい。


「はん、おまえみたいにおれはこどもじゃねえからゆびきりはパス」

「ええ!? ……いっしょに、いてくれないの…?」

「めんどくせえな。おまえはおれがいてやらねえとどうせビービーなくんだろ。うるせえのはきらいだ。

 だから、…しかたねえからいっしょにいてやる」



平凡だったけれど、たしかにそこは幸福だったこと。





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