42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/25(水) 19:41:54.66 ID:e4L2bnF2o
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時間が経つにつれ、だんだんと意識がはっきりしてきた。
一体自分は何をしていたんだ。こんな場所で、なんてことを。
海原は今まで自分がしていた行為を思い出して、血の気が引く思いがした。
焦りでつい周りをキョロキョロと見てしまうが、そもそも誰かが来ていたら声を上げるなりされたはずだ。
それくらいのことをしていた。最低で、変態的な。
上条達については、感心はしないがどこでどうやって愛し合おうが自分には関係ない。
衝動に任せて自慰に走ってしまったことを後悔し、壁の向こうの二人に心の中で謝った。
足音を立てないように出て行こう。そう思って未だ熱が冷めないものをしまおうとしたその時。
「大丈夫か?……ずいぶんと激しくイったな、美琴。そんなに気持ち良かったのか」
「らって、んん……ちゅっ、とうまが、はげしくするから……ちゅ、むぁ……ふ……」
また声が聞こえてきた。
愛し合う二人の行為が再開される。
聞いてはいけない。ここを離れなければ。
鼓膜に纏わりつくいやらしい音を振り払うように首を振る。
はしたなく勃起するものをしまって、すぐに出て行けばーーーー
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