過去ログ - 美琴「もう、見ないで……」
1- 20
42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/25(水) 19:41:54.66 ID:e4L2bnF2o
ーーーーーーーー



時間が経つにつれ、だんだんと意識がはっきりしてきた。

一体自分は何をしていたんだ。こんな場所で、なんてことを。
海原は今まで自分がしていた行為を思い出して、血の気が引く思いがした。

焦りでつい周りをキョロキョロと見てしまうが、そもそも誰かが来ていたら声を上げるなりされたはずだ。
それくらいのことをしていた。最低で、変態的な。

上条達については、感心はしないがどこでどうやって愛し合おうが自分には関係ない。
衝動に任せて自慰に走ってしまったことを後悔し、壁の向こうの二人に心の中で謝った。

足音を立てないように出て行こう。そう思って未だ熱が冷めないものをしまおうとしたその時。


「大丈夫か?……ずいぶんと激しくイったな、美琴。そんなに気持ち良かったのか」


「らって、んん……ちゅっ、とうまが、はげしくするから……ちゅ、むぁ……ふ……」


また声が聞こえてきた。
愛し合う二人の行為が再開される。
聞いてはいけない。ここを離れなければ。

鼓膜に纏わりつくいやらしい音を振り払うように首を振る。
はしたなく勃起するものをしまって、すぐに出て行けばーーーー




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
149Res/62.45 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice