51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/26(木) 21:12:36.80 ID:Uf/hU0w2o
「とぉま、く、るし、よぅ……っは、あ、あぐっ」
「みこと、こっち向いて……ちゅ、む、んちゅ……そう、力抜け……ゆっくり、な」
カタカタと何かが揺れる音がする。
それが幾度となく繰り返される。
かた、かた。こと、こと。
美琴の声と上条の呼吸も、それに合わせて変化する。
「あ、あぅ、と、うま、あっ!んん、ふっ、奥、当た、って」
「み、ことっ、はあっ、はっ、すげぇ、イイ……締ま、るっ」
そのうちその音は大きくなり、更に何かを叩きつけるような乾いた音と、粘度のある液体をかき混ぜる様な湿った音も重なってきた。
ぱん、ぱん、かた、かた、ぐちゅ、ぴちゅ、ぱん、ぱん。
ぞわぞわと、背筋の痺れが復活してきた。
海原はぞわぞわからすぐにぞく、ぞく、と断続的な痺れに変わった身体に違和感を覚える。
不思議に思って自分の身体を見ると、右手が熱を持ったままのものをしっかりと握りしめていた。
ちゅく、くちゃ、ぱん、ぱん、こと、こと。
音に合わせて上に、下に。上に、下に。
時折手のひらで先端を包んだままぐるりと撫でると、一層痺れが酷くなった。
そしてまた上下運動に戻る。しばらくすると、またぐるり。
まるで右手だけが別の生き物のようだった。
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