過去ログ - 王様「ハハッ」 ほむら「・・・は?」
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51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/06/09(木) 10:32:00.24 ID:57XUtnJs0
マドカ「お帰り。早かったね、ほむらちゃん」

ほむら「・・・ただいま、まどか」ニコ

マドカ「わたしのことは気にしないで、遊んできても良いのに。大抵のことは、小さいけど魔法でどうにかなるんだよ?」

ほむら「それでも・・・貴方が心配だから・・・」

マドカ「気遣いは嬉しいけど、この世界にだってわたしは居るでしょ?あの鹿目まどかはほむらちゃんを遊びに誘ったりしないのかな?」

ほむら「・・・彼女には、美樹さやかや志筑仁美、巴マミが居るわ・・・私が居なくても大丈夫よ」

マドカ「ご飯は一緒に食べようって誘うのに?」

ほむら「・・・」

マドカ「駄目だよほむらちゃん。わたしとはいずれ離れ離れになっちゃうんだかね?わたしよりも、この世界の人たちのことを優先しないと」

ほむら「・・・」

マドカ「ほむらちゃん?」

ほむら「・・・ねぇ、まどか。貴方となら、どんな時空も越えられるのかな?鹿目まどかから逸脱した貴方となら・・・私は・・・この永遠の迷路で、一緒に居ることが出来るよね?」

マドカ「ほむらちゃん・・・」

ほむら「私はもう・・・まどかと離れたくないよぉ・・・過ごす時間も、好意も・・・ずっと一緒に居たいよぉ・・・もう、すれ違うのは嫌だぁ・・・!」

マドカ「・・・それでも、この世界にも鹿目まどかは居る。彼女だって、貴方と仲良くしたいって思っているの。彼女はずっと貴方と居るけれど、わたしはもうすぐ貴方と離れないといけない」

マドカ「大丈夫。ほむらちゃんはこの世界で生きることを決めても良いんだよ?もう、繰り返す必要なんてないから。わたしと、イグニス。それから頼りになる英雄さんが絶対に助けてみせるからね?」

ほむら「・・・」グス

マドカ「――でも、もう少しだけ・・・その決心が付くまで、もう少しだけ、傍に居てあげるからね、ほむらちゃん」

 小さなまどかに目を配られると、ほむらは踵を返し、再び闇の回廊へと呑み込まれていった。目的地は決めている。佐倉杏子の元だ。彼女もまた、これからほむらやまどかが生きる世界に加わるべき一人であるのだ。それがさやかを苦しめることになるかもしれないが、・・・それでも、彼女も救済する算段は出来ている。たとえ彼女が魔女になっても、キーブレードなら・・・。


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