過去ログ - 王様「ハハッ」 ほむら「・・・は?」
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76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/06/12(日) 21:38:57.18 ID:6sw36aZ10
まどか「・・・どうしても、ほむらちゃんの傍は駄目なの?」

マドカ「・・・出来るだけ、あなたの傍にいたい」

まどか「・・・どうして?」

マドカ「・・・今更だってこと、解かってる・・・でもそれでも、あなたの力になりたい・・・」

まどか「・・・私の力?もう必要ないよ、そんなの・・・」
 
 小さなまどかはドレスを握り締めて、憐憫を浮かべてまどかを見上げた。

マドカ「・・・まどかは、本当に肉付けされた意思が無くなったら、自分がほむらちゃんに興味なくなると思う?」

 まどかは瞠目した。しかし、すぐに瞼を下ろす。一緒に、顎も落ちた。

まどか「QBがそう言うってことは、そうなんでしょ・・・」

マドカ「でも、苦しんだ記憶はちゃんと残るんだよ・・・?そしたら・・・」

まどか「そんなこと、いつか忘れちゃうよ」

マドカ「でも・・・」

まどか「だってわたし、もうほむらちゃんのことどうでもよくなり始めているんだ」

マドカ「・・・」

 小さなまどかは、ただ悲愴を深く刻んだ。驚愕や諦観以外を浮かべる彼女が、とても不愉快だった。

まどか「こうやって、元々のわたしに戻っていくんだよね。純粋なわたしに。きっとそうなったら、
ほむらちゃんのこと、ただのクラスメイトとしか思わなくなるんだよね。だから、大丈夫。
わたしのことなんて心配しなくていいよ。あ、あと、ほむらちゃんのことをどうにかしたいって言うならさ、
わたしを巻き込むのはやめてくれないかな?わたしはもうどうにも出来ないから、何をやったって無駄なんだよ」

マドカ「・・・」

まどか「それじゃぁ、早く此処から出て行ってね。
わたし、もうあなたたちとは関わり合いたくないの・・・さよなら」


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