過去ログ - 王様「ハハッ」 ほむら「・・・は?」
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93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]
2011/06/15(水) 16:32:46.16 ID:cSytgcG40
マドカ「ごめんね」

ほむら「・・・え?」

マドカ「今は、ほむらちゃんだけと一緒になんていれないよ、わたし」

ほむら「そんな――どうして・・・?」

マドカ「それは、ほむらちゃんが一番よく解かっているでしょ?」

ほむら「・・・解からないわ。私は、まどかと居られればそれで幸せなの・・・!まどかさえいればそれで良いの!」

マドカ「・・・だからだよ。わたしは、ほむらちゃんとは一緒にいれない」

ほむら「だからどうして!?」

マドカ「・・・わたしは、いつかあなたから離れるの。・・・あなたよりずっと大切に思っている人がいるの。
わたしは彼女と一緒にいるために、ほむらちゃんとは、一緒にはいられない」

ほむら「・・・イグニス?」

マドカ「うん」

マドカ「わたしはあなたじゃなくて、彼女と一緒にいたい・・・ごめんね」

ほむら「――」

マドカ「・・・本当に、ごめんなさい」

ほむら「・・・――そう、解かったわ」

 ほむらは髪を掻き揚げた。

マドカ「ほむらちゃん・・・!」

マドカ「ほむらちゃんには、この世界のわたしがいる!必ず、彼女があなたの寂しさを癒してくれるから!
わたしも、それを手伝うから!」

ほむら「大丈夫、解かっているから」

マドカ「ほむらちゃん・・・!」

マドカ「・・・ごめんなさい・・・わたし、何の考えもなしに動いて、あなたを、壊そうとしていて・・・
ごめんなさい・・・」

ほむら「まどか、泣かないで。まどかが悲しいと、わたしも悲しいわ」

マドカ「うん・・・あの、わたしはこれから、なるべく鹿目まどかの傍にいるから。
だから、もしもわたしに会いたいときは鹿目まどかと仲良くしないと駄目だよ?
なんちゃって、ウェヒヒ♪」

ほむら「ええ・・・解かったわ」

マドカ「・・・ウェヒヒ♪」

ほむら「それじゃぁごめんなさい。私はそろそろ行くわ。鹿目まどかも帰ってくるかもしれないし」

マドカ「ウェヒヒ♪不法侵入を何度もしたのに、謝らなくて良いの?」

ほむら「そのうちね」

マドカ「ウェヒヒ♪」

ほむら「ところでまどか」

マドカ「ん?なぁに?」

ほむら「イグニスが何処にいるか、解からない?・・・彼女にまだ、ちゃんとお礼が出来ていないの」


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