24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/05/29(日) 22:03:32.72 ID:mmW7cNDDO
最初に感じたのは風だった。徐々に強くなりついには廃協会全体がガタガタと揺れだした。
杏子｢ん？どうしたんだろ………｣
直後、廃協会の入り口に電気の塊のような物が飛んできた。入り口は粉々になり砂埃が舞う。
杏子｢げほっ!げほっ!!な…なにが………｣ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ
息を吐くまもなく次の襲撃はやってきた。砂埃のなかから飛んできた鉄骨、鉄骨、鉄骨、鉄骨……とにかく数え切れないほどの鉄骨が廃協会の中を破壊していった。
杏子｢ひぃぃぃぃぃぃぃ!!｣ﾄﾞｰﾝ!ﾄﾞｰﾝ!
そして砂埃が晴れてきた。まず見えたのは真っ赤な両目。次に見えたのは真っ白な髪。
一方通行｢おィ｣
杏子｢な…なんだよ!!｣
一方通行｢ちょっとそこでジャンプしてみろ｣
杏子｢い……いやって言った―――｣ﾋｭﾝ!!
拒否しかけた杏子の顔の横を石が通っていった。ただし音速以上の速さで。
一方通行｢…三度目はねェ｣
杏子｢…………ひゃい｣
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