245:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/10/10(月) 22:23:01.78 ID:eo0FtbKDO
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一方通行はひとまずもとの場所に戻った。そして戻ってまず気付いた事、それは――
一方通行「…居ねェ」
なにもいなくなっていた、という事。確かにそこにいたはずの杏子とほむら、さらに魔女までが姿を消していた。
一方通行(一体何があっ……!!)
その時、上空からの気配を感じた一方通行は咄嗟に飛び退く。直後、上空から白い何かが降ってきた。
一方通行(敵か!?)
うっすらと煙が晴れる。敵が来るまで一方通行はこれから起こるであろう戦闘、杏子達の行方など考えた。
一方通行(直前まで気配は無かった、なら今産み出されたと見て間違いねェ)
半分ほど晴れた。
一方通行(魔女は願いと絶望に関係している、と言っていた…考えろ……死ぬ間際アイツは何に絶望してやがっ……)
そこまで考えた時煙が完全に晴れた。煙が隠していた敵に一方通行の思考が一瞬停止する。
一方通行(…どォいう事だ)
そこにいたのは、紛れもなく自分自身だった。
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杏子は混乱していた。魔女とほむらが突然消え、突然現れた自分そっくりの何かが攻撃してきたのだ。
杏子「くそっ!!」ガキン!!
どんな攻撃をしても自分と同じ対処法でやり過ごし、即座に反撃してくる。
杏子(自分自身に勝つなんてどうやりゃいいんだよ!!)
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