53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/06/01(水) 16:37:52.87 ID:KOlS7EkDO
一方通行「で?どこに引っ越すンだァ?」
11111号「一戸建てです」
一方通行「その一戸建てはどォしたンだよ」
11111号「貰い物です」
杏子「えぇぇぇぇぇ!?」
一方通行「親切な奴も居るもンだなァ」
11111号「たしか…削板…軍覇?…という方が『実験に根性で協力したらお金くれたんだが俺は使わないからやる。あの時は仇をとれなくてゴメン』と言って見つけた妹達全てに不動産の購入資金など必要な分のお金を置いていってくれたんです」
一方通行「削板?…あァナンバーセブンか」
11111号「後は荷物を運びいれるだけなのですが……」
一方通行「どォした?」
11111号「ミサカは心臓に少しばかりの病気がありまして……とにかく運動しすぎたら心臓が止まって死にます」
一方通行「妹達は全員健康体なンじゃねェのかァ?」
11111号「妹達にも個体差が有ります。が、心臓が悪いのはこの個体だけです」
杏子「ち…ちょっと待ってくれ…個体?ミサカ達?いったいなんの話だ?」
一方通行「ハァ…こいつ…いや、こいつらは妹達っていってなァ」
杏子「妹達?」
一方通行「要するにクローンだ」
杏子「クローンってなんだ?」
一方通行「はァ?そンな事も知らねェのか」
杏子「しっ…仕方ないだろ小学校も出てないのに!!」
一方通行「じゃあ幼卒にも分かるように言ってやる」
杏子「ちょっ!!私は幼卒じゃ………あ、幼卒だ」
一方通行「こいつと全く同じ人間が世界に一万人ぐらい居るンだよ」
杏子「」ワカラナイ
11111号「まぁ今はどうでも良いことですから話を戻しますが簡単に言うと病院から荷物を持ってそこまで歩くとそのまま逝ってしまうって事です」
一方通行「……それだけなら杖ついてる俺より頼れる奴居たンじゃねェか?」
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