9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/05/28(土) 21:01:55.48 ID:uM2es6HDO
ある日、一方通行はカエル顔の医者の所に呼び出されていた。なんでも急ぎの用だそうだ。
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一方通行｢ったくいきなり呼び出して何の用だァ？｣
カエル｢…まあ簡単に言うと妹達に関係することだよ｣
一方通行の眉が少し動く。
一方通行｢…妹達がどォした｣
カエル｢どうやら一人の個体が来週から中学校に通い始めるんだが、それまでの生活のサポートをお願いしたいんだ｣
一方通行｢…テメェは俺を妹達の保護者か何かと勘違いしてねェかァ？｣
カエル｢違うのかい？｣
一方通行｢………｣
少しばかり沈黙が続く。
一方通行｢……チッ…ンでその妹達の個体は何処に居ンだァ？｣
カエル｢群馬県の見滝原市だよ｣ﾆｺ
一方通行｢…なに笑ってやがンだよ｣
カエル｢いや、なんだかんだ言って結局彼女達が心配なんだな…ってね｣ﾆｺﾆｺ
一方通行｢うるせェよヤブ医者｣
カエル｢ハハハ…まぁ今回のは群馬旅行だと思ってくれたらいいよ｣
一方通行｢…打ち止めはどォすンだ？｣
カエル｢連れていくといいんじゃないかい？｣
一方通行｢冗談じゃね―――｣ﾄﾞｯ
言いかけた一方通行の体が真横に吹っ飛んだ。
打ち止め｢みーつけたっ!!ってミサカはミサカはタックルしてみたり!!｣
一方通行｢…こ……の……クソガキがァァァァ!!!｣
たちまち始まる鬼ごっこでギャーギャーとうるさくなった診察室。二人の様子を見ていたカエル顔の医者は少しばかり微笑んだ。
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