過去ログ - 少年「安価を交えつつ敵討ちする」
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29: ◆Y706p.....[saga]
2011/05/30(月) 00:57:10.36 ID:e3zxJ8Ulo

「……マジで?」
「ホントに」

珍品である事は知っていたが、宝扱いまでされていたとは知らなかった。
滝壺に落ちたのは九歳の頃だから、逆算して七年前。
つまりこの人は、七年も前に失われた宝を求めてやってきた訳だ。

「なあ、それくれねぇか?」
「無茶言うなよ」
「だよなぁ……そうだよなぁ……」

譫言の様に呟きながら、盗賊は立ち上がった。
そして、再び短刀を6に突きつける。

「ここまで来たんだっ、こうなったら意地でも手に入れてやる!」
「実力行使という訳か!」
「あぁ! 正々堂々正面からな!」

6は剣を構え直し、意識を研ぎ澄ました。
精神統一をしないと、刃渡りは自在に操れない。

この剣を、そう簡単に渡す訳にはいかない。
これは竜王を葬る為の力であり、同時に幼馴染みとの思い出の品でもあるのだから――。



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