過去ログ - 少年「安価を交えつつ敵討ちする」
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313:蒼牙 ◆Y706p.....[saga]
2011/08/11(木) 07:38:30.32 ID:IXI3JuNjo
少々長い間の後。
「……はぁ」
ジュアンが溜息をついた、というよりもそれを彷彿とさせる声を発した。
ある種の意思表示と考えられるか。
そろそろ火照りも収まってきたからと、6は再び視線を戻す。
彼女の刀は、もう鞘の中に収まっていた。
仕方がない、とジュアンは言った。
「……我々に対して余計な詮索をしない、「目的の達成」への協力をする、
それに対しての報酬は出ない、妙な行動を起こせば拘束をする。
……この条件なら構わないが」
事情が事情とはいえあまりにも一方的であり、そして遠回しに
「認めない」と言っている様なものである。
にも関わらず、シャスチは頷いた。
「いいよ、その条件で」
「後、その……露出癖も抑える様に」
「わかった、我慢する」
そして、特別表情を変える事もなく彼女は問うた。
「でも、「目的」については教えて欲しい。じゃないと協力出来ないから」
「……そうだな」
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