過去ログ - 吉良吉影「『先生』として言わせてもらうぞ、上条君」
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936: ◆tyuVXY5AEU
2012/04/20(金) 00:39:39.44 ID:5snTvr1wo


「学生の君なら『馴染み』はあるだろう?
ほら、『美術』の時間に教科書にでも載っている『アレ』を見たはずだ、思い出してみてくれ
私は『記憶』を失ったがね、『知識』はあるようなんだ
いつだって、あの『絵』を『思い出す』……という表現は正しくないか……まあ、どうでもいい」


語りながら、吉良は跪いて『女アンチスキル』の襟を持ち上げる
彼女の意識は覚醒しているようだ、だが、その目はとても『虚ろ』だった
『蛇』に巻きつかれて、生を諦めた『獲物』のようなその目は、焦点を合わせる事すらしない


「うーむ、この女は『ダメ』だな………
『荒れてる』上に『筋肉』が付きすぎている………
やはり……『アレ』には勝てないな……」


吉良は口角を少し吊り上げ、言った


「私が…初めて『アレ』……そう、『モナリザ』を見た時………正確には『思い出した』時だが……
フフ………その………下品なんだがね………」



「『勃起』しちゃってね………しばらくは、学園都市内でモナリザの『レプリカ』でもないかと探してたよ……」



「ところで……君のその『不思議な右手』……
私の『爆弾』を……解除したその『右手』…………
モナリザの時のように『勃起』こそしないが……
不思議だ………ひどく……『欲しい』……!
…………『神々しさ』すら感じるぞ………!!
その右手……この街の『クソ下らない能力』のようなチンケな存在じゃあないな……
まるで『イエス・キリスト』でも目の前にしているようだ………
……………興奮してきた………『貰って』いいかい……?」


吉良の異常な『愛』は『幻想殺し』へと向けられる
吉良が『聖人』にもなぞらえたその『手』は
『別の世界』では『奪い合い』にすらなった『手』だ
吉良吉影にも『何か』感じとるところがあったのだろう


対する上条はポツリと言葉をこぼす



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