過去ログ - 吉良吉影「『先生』として言わせてもらうぞ、上条君」
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980: ◆tyuVXY5AEU
2012/05/09(水) 22:52:00.76 ID:ZWaAq8zqo
「だが…実際に起こっているワケだからね……
それで……ウイハルさんだったっけ?ちょっと『救急車』を呼んでもらいたいんだがね」



「え……でも、白井さんの携帯を使えば……」


「おいおい、電話に出られた事すら『奇跡』に近いんだ
その私がこの携帯を操作して電話をかけるなんて『不可能』だよ」


「じゃあ………今いる場所を教えてください…!
そ、それでッ!白井さんは……!白井さんのケガは酷いんですか………?」


左手で、うずくまる白井のツインテールを持ち上げ、見る
ああ、これは『酷い』部類に入るのだろうな
割りと『整っていた』顔が、今では『コールタール』みたいにグチャグチャだ


私は悲痛な声を作り、言う


「………残念だが……ご友人でも彼女とは『判別』がつかないかもしれない………
だが……『命』に別状は無い…そう、思う」


「しらい……さぁん………!」


「………ここは『第二十三学区』の『裏路地』だ
すまない……自分はこの街に来たばかりでね……『地理』に詳しくないんだよ………
『どのビル』の裏路地などと指定は出来ない……」


無論、『嘘』だ
ここは『第七学区』、ジャッジメントの支部がすぐ近くにある
だから、本当の事を言えば『トンズラ』する前に『ウイハル』のご到着だ
この街の『地理』にそれほど明るくないのは事実だが
第二十三学区がここより遠くにある事は知っているがね



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