過去ログ - ほむら「魔法少女?」 なのは「うん、魔法少女」
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60: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/05/30(月) 21:11:56.10 ID:+ODpQHtj0
≪彼女は間違ってはいないわ≫
≪何言って――≫
≪だって、自身の望みの為にしていることなのでしょう?≫
≪それは……≫
≪何かが間違っているとしたら、それは彼女の母親≫
何の望みかは、知らない。
でも、ジュエルシードを集めて何かしようとしていることは確かなこと。
フェイト・テスタロッサをボロボロになってまで酷使させても気にしないような何か。
≪あるいは、フェイト・テスタロッサは娘ではないのかもしれないわね≫
≪そ、そんなはずは……≫
≪ただの仮定よ。普通の親だったら、どんなに叶えたい望みがあったとしても、
少なくとも、自分の娘を犠牲にはしないはず。私が見てきた家庭はみんなそうだった≫


……でも、自分の娘でも犠牲にする親は、いるかも知れないわね。
今まで見てきたことないけれど。
だとしたら、その親はQB。
その親の望みは叶えさせるわけには行かない。
それに、ジュエルシードが1つ2つで叶わない望み。
まともな望みとは思えない。
世界を作り変えるだとか、滅ぼすだとか。
そう言ったものかしら……。
≪アルフ≫
≪なに?≫
≪フェイト・テスタロッサを助けたい?≫
≪ああ≫
そぅ。
好かれているのね、フェイト・テスタロッサ。
私なんかより、ずっと良い子だわ。


≪彼女の母親を直接止めたいけれど、きっと彼女は邪魔してくるわね≫
≪どんなことをされても、フェイトにとって、母親には変わりないから……≫
それなら。
戦って、話して……。
高町なのははもう、自分の気持ちを伝えてあるから。
≪今度は私が、彼女と戦って、教えてあげる番≫
≪え?≫
≪母親の間違いを教えてあげる、彼女の生きる意味を変えてあげる。彼女は私と同じだから。
何か1つに夢中になりすぎて、周りが見えていないから。
だから、教えてあげる。視野を広くしなきゃ見えない聞こえない触れられない。
そんなものがあるんだってことを≫


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