過去ログ - ほむら「魔法少女?」 なのは「うん、魔法少女」
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9: ◆LFImFQtWF6[sagasage]
2011/05/30(月) 17:47:23.80 ID:+ODpQHtj0
「まぁなんにせよ、敬語じゃなくて良いわ」
「え、で、でも……」
「そこまで馴染むつもりも無いから。適当で良いってこと」
「駄目だよ!!」
?!
「何で急に怒鳴るの?」
「適当で良いなんて悲しいこと言わないで」
っ……。
そうか……。
「ほむらちゃんが馴染むつもりが無いとしても、私はもっと仲良く――」


「ふざけないで」
「え?」
「貴女に何が解るのよ。たったついさっき知り合い、少し話しただけの貴女に。
私は馴染む気は無いと言ったの。今だって、貴女達から情報を貰う為にここにいるだけ」
「ほむ……」
「もう良い、私は帰るわ」
「え? ほむ――」
最後まで言わせずに、私は高町なのはの部屋の窓から飛び出す。
……身体能力に問題はないみたいね。
着地も問題なかった。


__________


______


__


「まどかも、巴マミも、美樹さやかも佐倉杏子も。
誰一人としてこの世界にはいないのかしら……」
文明レベル的に見れば、過去の世界っていうのが正しい。
でも、だとしたら私の能力が消えた理由が掴めない。
……なんで力が消えたか。
使いすぎたのか。
それとも、望みすぎた代価か。
どちらにしろ、まどかはこの世界にはいない。
その代わりに。
ええ、まるでその代わりと言わんばかりに
あの高町なのはという少女がいる。
あの目、あの雰囲気。
まるで、まどかのよう。
馴染む気は無いといった私に怒鳴って、
私と親しくしようとする、優しさの強情さ。


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