過去ログ - 僕(隣の席の転校生がウザい。ウザい)
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(北海道)
[saga]
2011/09/02(金) 14:19:30.82 ID:zoe1UBI5o
午後の日差しが赤く染まり始めた頃、僕たちは帰路を辿り始めた。
喫茶店を出た後、何軒か店を回ったので、前を行く二人は買い物袋を下げている。
僕は姉さんにお土産を買った。肉まんだ。
姉さん曰く「好きじゃないけど、食べなきゃいけないんだよ! 名前的に!!」らしい。
意味は分からないが、迷わずに済むのは助かる。
僕「なあ……ふと思ったんだけどさ」
高宮「ん? どうかした?」
僕「元々は”バンディット オブ ヒマラヤ”を見に行くって話じゃなかったか?」
巷で話題の山賊映画だ。
今更だが、これを見に行くはずが、何故に僕は恐怖体験を味わう事になったのか。
高宮「あ、なんかもう人がいっぱいだったみたいでさ。立ち見する位なら他ので良いかなと思ってさ」
高宮が横目で雅を見た。僕もそれに習った。
納得が出来る光景だった。
夕日の中でも尚彼女の肌は白く、そして線は細かった。
誰しもが、彼女の肉体に負荷がかかる事を強要しないだろう。そんな印象を覚える。
雅「どうかしましたか?」
僕「いや、何でもない。今日は楽しかったな」
一瞬きょとんとしたが、雅はすぐに満面の笑みを浮かべた。
雅「はい、ありがとうございました!」
高宮「ま、一時はどうなる事かと思ったけどね、良かった良かった」
雅「でも……一つだけ気になってる事があるんです」
僕「ん?」
雅「喫茶店のおじさんが言っていた、大きいとか、小さいって何の話でしょうか?」
僕「む……」
高宮「あ、それ私も気になってたんだ」
僕「むむ……」
雅「芝さんは、何か分かってらっしゃるんですか?」
僕「多分、多分だけどな。胸の事……じゃないか? 店の名前的にも」
雅と高宮が顔を見合わせる。
そして、それぞれが自らの胸元に視線を落とす。
しばしの沈黙。
雅「酷いです! 見損ないました! 見失いました!!」
高宮「少しはあるもん……」
僕「いや、僕は別に……。年齢的に小さい訳じゃないし、背もそこまで低くないから、後は……って推理なんだが」
雅「……それでも結局芝さんも、貧しい胸だな、って思ってるんじゃないですか!!」
高宮「芝君はそんなに女性の胸の大きさが気になるんだ……? ふーん……」
僕「い、いや、決してそんな訳では……」
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