過去ログ - 僕(隣の席の転校生がウザい。ウザい)
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2011/05/31(火) 02:36:16.13 ID:te7SiTmAO
 気付けば放課後だった。
 春の日差しと満腹感は、どんな呪文よりも強力な睡魔を引き起こす。

僕「……雅、それで良いのかお前」

雅「……ほゅ?」

僕「いくら眠いからって、まぶたにマジックで偽物の目を書くなんて……」

雅「だって、眠いのに寝ちゃいけなくて……雅、頭が良いと思いませんか?」

僕「うーん……雅の正体がチンパンジーなら天才だと思うけどな。残念ながら雅は人間だろう?」

雅「残念ながらそうですね……」

僕(って言うか、まばたきの度に吹き出しそうになるから早くどうにかしてくれ……)

高宮「ふぁーあ……」

僕(ナイス高宮! 良いところに来てくれたじゃないか。僕が全僕を代表して感謝状を送るぞ! 心の中で)

僕「高宮……雅をどうにかしてやってくれ」

高宮「ん……? うわっ雅!? なにそれ?」

雅「チンパンジーなら天才なんだよ!!」

高宮「どういう事なの……。と、とりあえず落とそうよ……。化粧落としで取れるかなぁ……」

僕「高宮、化粧なんてするのか?」

高宮「ん〜、たまにだけどね。それも薄く」

僕「ふぅん……そうか……」

 意外だな……。
 高宮は元々の顔が派手な感じだから、化粧をすれば凄く大人に見えそうだ。
 そんな事を思いながら、僕は雅と高宮がトイレに向かったのを見送って帰宅の途につく事にした。


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