過去ログ - 一夏「セシリア、付き合おう」 セシリア「ほ、本当ですの…!?」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]
2011/05/31(火) 02:57:18.67 ID:WyoAjZG70
469 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/29(日) 21:31:03.16 ID:N85UE9S/0
一夏「セシリア……?」
セシリア「一夏さん……っ……!」
一夏「無理に起き上がろうとするな。そのままにしてくれ」
「……廊下に出ているわ。時間は短いけど、しっかりね」
一夏「す、すみません、ありがとうございます」
一夏「熱……何度あったんだ?」
セシリア「確か……39.5でしたわね」
一夏(なんでそんな無茶……!)
一夏(くそ……駄目だ。下手に刺激を与えたら)
一夏「何か、飲み物とか欲しいか?」
471 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/29(日) 21:37:34.95 ID:N85UE9S/0
セシリア「……一夏さんの手が」
一夏「あ、あぁ。ほら」ギュッ
セシリア「おかしいですわね……前までは、緊張続きでしたのに」
セシリア「ふふっ、今ではこんなに」キュッ
一夏「……」
セシリア「ただの風邪ですのに……こんなに寂しくて、一夏さんの温もりが欲しいなんて……」
セシリア「死ぬわけじゃないのに……本当、馬鹿みたいですわ……」
一夏「セシリア……頼むから、訳を話してくれよ……!」
セシリア「……」
474 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/29(日) 21:45:55.25 ID:N85UE9S/0
一夏「……俺が、絶対に守ってやるから!」
セシリア「……お気持ちは、嬉しく思います」
セシリア「でもこれは……どうしようもないこと」
一夏「セシリア……!」
セシリア「私は、平気ですわ。一夏さんが傍に居てくださるだけで大丈夫です」
一夏「……っ」
セシリア「だから……ありがとう、ございます……」
セシリア「愛しています……ぐすっ、一夏、さん……」ギュッ
480 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/29(日) 21:53:07.61 ID:N85UE9S/0
一夏「……俺は、こんな形でその言葉を聞きたくない」
千冬「織斑。病人への刺激は、そこまでにしろ」
一夏「千冬姉……」
千冬「始業まであと5分無い。さっさと教室に戻らんか」
一夏「そんな暇は……!」
千冬「なら、無理矢理にでもここからたたき出すぞ」
一夏「千冬姉が相手でも、納得出来ない」
千冬「だったらお前はどうする? 片っ端から尋問でもしていくつもりか?」
千冬「不確かな情報ばかりで行動しようとするな。冷静になれないお前など、軽く煙に巻かれるだけだ」
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