過去ログ - 安価でポケモン調教小説 3
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966:ジム ◆1YEE8AwBrKLY[sage]
2013/04/14(日) 16:18:14.43 ID:olceR03k0

「夢を見ていたようだな……いや、正確には夢を見せられていた、か」
 先程掛けられた催眠術に、不快感を表しながらテラキオンがいう。
 不快とは言っても、心のそこから不快なものではなく、ダイエット中にケーキを食べさせられたような、そういう不快感だ。
 心の奥底では、その快感を受け入れたがっている。
「何度でも言うが、お前ら本当に飽きないやつらだな」
 平静を装ってコバルオンは言う。もはや2人も快感への抵抗は抗いがたいはず。
 精神の方は大分冒したから、後は時間を掛けて性感帯の開発を薬と物理的な刺激で少しずつ行っていくのが無難だろうか。
 これ以上精神を冒すのであれば、何か劇的なものでもないと不可能だろう。

「ずっと眺めて、私の美しさに魅了でもされたか? やりたいことがあるなら早くしろ」
 そうやって、次の調教をどうするか値踏みをしていると、飽き飽きしたような顔でコバルオン尋ねる。
 前までなら、鬼ごっこでも使用とかジョークを言ってきたはずなのだが、今は脱出に対する意欲がなくなった……少なくなった証拠か。
「……どうした?」
 ずっと思案にふけっていると、その様子に不審を抱いたのだろうか、コバルオンが尋ねる。
「いや、な。前までは鬼ごっこでもさせてくれと言っていたはずだが……脱出する気がなくなったか?」
「……面白くないジョークは、評価を落とすぞ?」
 淡々とした声でテラキオンが言う。面白くないのは認めるが、別にジョークのつもりでもない。
「お前らがいつまでたってもここから出してくれないのでな。口が疲れるようなことはやめただけだ」
 コバルオンの言葉はため息交じりであった。ため息交じりが最近のこいつらの普段の口調となってしまっている。
 実際に飽き飽きしているのもあるだろうが、それ以上に自分が快感に落ちかけているのを悟られたくはないのだろう。
 最初は調教師に対し、話しかけられデモしなければ本当に見向きもしなかったこいつらだが、今はもうはこちらを気に掛けてくるようになった。
 私に魅了されたか? なんてジョークも、自分が見られている事を気に掛けなければ言わぬだろう。
 そうやって話しかけて、『やりたいことがあるなら速くやれ』と言った。
 それは調教を早めに終わらせて休みたいというよりは、調教を行って欲しがっているようにも見えた。

「口が疲れるのをやめたか……それは本当にそういう理由か?」
「本当は人間に飼われたいと思っている、か?」
 調教師の質問に、テラキオンは質問で返す。
「質問に質問で返すのは感心しないな。だが、そういうことだ」
「ならば、否定するよ。私達はやるべきことがある」
「やるべき事がすんだら? やるべき事というのは、子孫を残すことだったな」
 間髪いれずに調教師が尋ねると、テラキオンは即答できなかった。
「その間が、お前の迷いだよ。本当は自分の気持ちに気付いているのだろう?」
「……今は、まだお前らと言う環境に慣れていないだけだ。お前らが与える快感に慣れてしまえば、そんなものどうとでもなる」
「逆だよ。慣れたらそれ無しではいられなくなる」
「フン、言っていろ」
 テラキオンと調教師の掛け合いは水掛け論のような押し問答であった。このまま言い合っていても仕方が無いので、調教師はコホンと咳払い。
「では、お望みどおり調教を始めてやろうか」
「はいはい」
「……まったく」
 思いっきり嫌そうな、テラキオンとコバルオンの声。それに構わずに調教師は、2人の生殖器に薬剤をすり込んだ。
 皮膚や粘膜から直接吸収するタイプのその薬。効果は一時的なものであるが、何度も使えばその箇所は非常に敏感になる。
 敏感と言うのも、痛みや冷温を感じるものにはほとんど効果を及ぼさず、性的快感にのみ高い効果を発する薬だ。
 これまで使ってきた薬のおかげで、なかなか敏感になっているのだろう、2人は体に触れるとそれだけでピクリと反応する。なかなかいい具合である。
 その間、終始無言の2人だが、それは声を押し殺しているだけのように見えた。

「で、これはまた例の発情期のような状態にさせる薬か?」
「まぁな」
 コバルオンの問いに、調教師は適当に答える。
「……このままの状態は辛いんだ、早くしてくれ」
 テラキオンが言っているように、薬を盛られると性的な刺激無しでは辛い。この投薬を続ければ、その感覚がだんだん薬無しでも沸きあがってくるようになる。
 快感には従順な2人だ、時間を掛ければ落とすことは不可能じゃないはずだ。
「もちろん、そのつもりだよ。今日は気絶するまでやってもらう」
 まぁ、実際は気絶なんてせずに意識が朦朧としたりするくらいで、終わってしまえばすぐに眠くなるとかそういうことだが。
 待機させていたバンギラスやカメックスはしまいこみ、延々と刺激を与え続けるのに必要な長持ちバッテリーのバイブやディルドを取り出し、2人に見せ付ける。
 『気絶するまで』と言った時、コバルオンは口を開けてニヤついたような表情をとろうとしていた。
 最終的には不快感を示すような表情に変わったが気が緩んでいる証拠だ
「じゃ、突っ込むぞ」
「あぁ、好きにしろ」
 調教師の言葉に、テラキオンは煽るような言葉を言う。ディルドを肛門に突っ込んでやると、一瞬甘いと息を吐いた。
 そのまま、ディルドが振動したり、唸りを上げて動いたりと刺激を与えれば、その顔には隠しきれない快感の色。
 大分染まって来ているようだ。それを観察する間放っておいたコバルオンのほうに眼をやると、コバルオンは慌てて目を逸らした。
「どうした? まだそれほど時間は経っていないが、もう辛くなってきたか?」
「そんなんじゃない」
 口では否定するものの、もうコバルオンも快感への渇望を抑えるのは大変なようである。
「そう焦るな」
「くっ……」
 すでに濡れている秘所にバイブをあてがうと、押し[ピーーー]ように安堵の息を吐いた。

 そうして、2体は何度も何度も絶頂に達していく。薬がなければもう感じないくらいには回数を重ねさせると、流石に疲れてきたのか。
「もう勘弁してくれ……疲れた」
 とコバルオンが懇願する。
「ダメだ、気絶するまでと言ったろう?」
「くぅ……」
 悔しげに呻くコバルオンだが、それ以上は何も言わなかった。テラキオンも同様に、何度も絶頂に達しているが、時折体を震わすだけで何も言わない。
 目が完全に閉じきり、喘ぎ声も出なくなるまでそれを続けると、二人は気絶するように眠ってしまった。
 快感に蕩けきった寝顔は案外かわいらしく、泥のように眠っている最中に体を洗ってやったところで、今日の調教は終了する。

次は>>967にします


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