過去ログ - 唯「いつの間にか和ちゃんと付き合ってることになってた」
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16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/02(木) 15:46:57.27 ID:wtbqkN+S0

 自分でも何を言っているのかよくわかりませんでした。

 だけどなんでか、和ちゃんの前では「寂しくない」とだけは言いたくなかったのです。

 だって、私が寂しくなかったら、和ちゃんはこうして泊まりにきてくれないのですから。

和「そうね……突然の別れがない、とは言えないわね」

唯「うん、だから……」

和「憂ちゃんのこと、大事にしないとね」

唯「……わかってる。もし、いつそんなことがあっても、憂が悲しくならないぐらいに……」

 真っ暗闇のなかで目を開いたまま、私はぼんやりと答えていた。

 枕に乗った首の辺りから、とくとく、血の動く音が聞こえて、

 そのリズムはいつもより少し速く感じました。

和「……唯ちゃんなら大丈夫だよ」

 枕元の化粧台に、和ちゃんの眼鏡が乗る音がしました。

和「さぁ、寝ましょう」


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