過去ログ - 魔法少女マミ☆マギカ -SS速報VIP

過去ログ - 魔法少女マミ☆マギカ

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31:萌え豚。
2011/06/03(金) 08:09:13.17 ID:IEHEcHEA0
　ふと、マミは妙な事に気づく。木馬の一つに、何か釘が刺さっているように見える。
あれはなんだろう？そんな事を考えた瞬間、釘から何かが広がる様子が見えた。

　何か。そう、何か、としか形容の出来ない何か。それは明らかに、この世の存在ではない事は、
マミにも理解が出来た。

以下略

32:萌え豚。
2011/06/03(金) 08:10:05.80 ID:IEHEcHEA0
　頼もしい言葉で繋ぐさとみ。気づくと周りの景色が一面、
先ほどの遊園地とは違う世界に変わってしまっていた。これが魔女の世界、と理解する。

「魔女の結界よ。普段は、魔女はこの世界の中に隠れているの。」

以下略

33:萌え豚。
2011/06/03(金) 08:11:12.82 ID:IEHEcHEA0
「じゃあ任せるぜ、マミは任しておきな！」

「ええ、お願いしますわ。」

　ドームへ降り立ったマリエは、その無数の銃を踊るように撃ち始めた。

以下略

34:萌え豚。
2011/06/03(金) 08:12:40.67 ID:IEHEcHEA0
　返事を聞く間もなく、さとみはドームへ降りる。彼女は魔法を使わない時と同様に、
一切の武器を持たず、魔女の破片を徒手空拳で撃破していた。

「おい、しっかりしろ！」

以下略

35:萌え豚。
2011/06/03(金) 08:13:40.00 ID:IEHEcHEA0
　効いている。明らかに効いているように見える。しかし、
倒すまでには至らなかったようであり、
至近距離にいるさとみに向け、容赦なく破片が当てられる。

「くっそ、浅かった・・・」

以下略

36:萌え豚。
2011/06/03(金) 08:14:21.20 ID:IEHEcHEA0
　魔女を打ち抜く大砲弾。その魔女に空けられた穴から、
もといた世界の遊園地の景色が広がる。それはまたたく間に周りを覆い、
最後にはもとの遊園地に3人は戻っていた。
　
「戻・・・れた・・・？」

以下略

37:萌え豚。
2011/06/03(金) 08:15:59.01 ID:IEHEcHEA0
　無理なアトラクションに乗り続けた結果の心臓麻痺。
それが吉野和子の死因とされた。残された3人は、
もちろん本当の理由を知っているわけだが、
警察にそれを話したところで信用もされなければ、
信用されたところで警察が戦える敵ではない事も知っていた。

以下略

38:萌え豚。
2011/06/03(金) 08:16:58.14 ID:IEHEcHEA0
「用事が終わったのであれば、少し席を外して頂けませんか？」

　急に言葉を開くマリエ。マミが返事を返す前に、さとみが口を開く。

「おいおい、ほっとけるかよ。」

以下略

39:萌え豚。
2011/06/03(金) 08:17:53.16 ID:IEHEcHEA0
　さとみに連れられ、二人は時間潰しのためにファミレスに入る。さとみは食べる気マンマンのようだが、マミはさとみが注文係を呼び出す前に話し出した。

「もしも・・・」

「もしも私に力があったら・・・」

以下略

40:萌え豚。
2011/06/03(金) 08:19:15.93 ID:IEHEcHEA0
　翌日、マリエは見滝原に帰っていた。別れの挨拶すら告げられる事なく、
また告げる事も出来ず、帰ってしまっていた。叔母にもそのように話し、
吉野さんの事は話さずにおいた。もっとも、新聞などに載ってしまえばすぐに分かる事だったのだが。

　とはいえ、自分は真実を知っている。吉野さんとの会話を忘れないよう、

以下略

41:萌え豚。
2011/06/03(金) 08:22:05.75 ID:IEHEcHEA0
「・・・見滝原には、マリエさんしか居ないかもしれない。」

「・・・決まったな。」

「え？」

以下略

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