過去ログ - 魔法少女マミ☆マギカ -SS速報VIP

過去ログ - 魔法少女マミ☆マギカ

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69:萌え豚。
2011/06/03(金) 08:56:28.90 ID:IEHEcHEA0
　そんなテレパシーが伝わって来ないほどに、二人は衰弱していた。
もはや、二人で今更協力をしたところで、
二人でルーキーと罵った魔女を倒す事すら出来ないだろう。
もっとも、二人はそんな事を考える思考すら持たず、
いかに目の前の敵を打ち倒す事だけを考えていた。それしか、考えられなかった。

以下略

70:萌え豚。
2011/06/03(金) 08:57:36.17 ID:IEHEcHEA0
　それが三枝さとみの、１７年の人生の中での最後の思考となった。

　マリエの振り下ろしたマスケット銃の銃身は、
さとみの衣服をかすめる程度で外れてしまった。そのかすめた箇所が、
さとみの胸元にあったソウルジェム。彼女の赤黒いソウルジェムは、

以下略

71:萌え豚。
2011/06/03(金) 08:58:24.79 ID:IEHEcHEA0
「マリエさん！」

　マミの声が聞こえる。こちらからテレパシーで呼びかけてもいないし、
呼ばれてもいない。疲れているから、幻聴が聞こえるのかしら。

以下略

72:萌え豚。
2011/06/03(金) 08:59:23.54 ID:IEHEcHEA0
（マミちゃん・・・いつか、貴方にも貴方を慕う後輩が出来るでしょう。）

「マリエさん！マリエさん！」

　手元にマスケット銃を生み出す。それを巨大化させるのは困難ではあったが、

以下略

73:萌え豚。
2011/06/03(金) 09:00:18.85 ID:IEHEcHEA0
　3月のまだ冷たい雨が体を打つ。魔女の結界と共に、
先輩達の亡骸は連れていかれてしまった。
　呆然。それしか、マミに出来る事はなかった。何故、こんな事に？

　目の前にグリーフシードが鈍く光る。その影から、ひょっこりと姿を現す白い姿。

以下略

74:萌え豚。
2011/06/03(金) 09:01:38.98 ID:IEHEcHEA0
「マミ、今は聞くのも辛いだろうけど・・・」

「君は二人の先輩の希望を受け継ぎ、ここに立っている。」

「マリエの最後の言葉を忘れないで欲しい。」

以下略

75:萌え豚。
2011/06/03(金) 09:02:21.05 ID:IEHEcHEA0
　それから、2年の時が流れた。

　始めの頃は、一人きりの戦いに恐怖する事もあった。

　何度も死ぬような思いもしてきた。　

以下略

76:萌え豚。
2011/06/03(金) 09:03:27.22 ID:IEHEcHEA0
　そんな彼女にも、ようやく後輩魔法少女が出来た。

　厳密には、まだ今は魔法少女ではない。

　しかし、彼女は、マミがかつて先輩に対して持っていた憧れを、

以下略

77:萌え豚。
2011/06/03(金) 09:04:33.96 ID:IEHEcHEA0
終わりです。
盛大なオナヌーを見て頂けて感謝いたします。

78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/06/03(金) 10:14:12.03 ID:xwUKrCQJo
乙
普通に感動した

79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]
2011/06/03(金) 12:22:00.28 ID:Y0YQsGDAO
この分量なら、此処ではなくVIPでスレ立てた方が良かった気がする。

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