61: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga]
2011/06/05(日) 17:32:38.70 ID:rzU0xYe0o
「おっ、これはなんか簡単そう」
…………いや、待て。これ普通にセクハラだな。
俺の中の価値観が急激に変化していくのを感じるがここはあえて無視することにしよう。
今回は予め電話で黒猫にアポを取るった
昨日の今日だし、とりあってもらえないということも考えられたからな。
「よう」
「よく私の前に顔を出せたものね」
うっ……なんだか黒猫が冷たい。昨日のことをまだ根に持っているんだろうか。
「き、昨日のことは済まないと思ってる。ゴミを取ってやろうとしたんだが、勢い余って――」
「言い訳はいいわ。私に用があるのでしょう? さっさと済ませましょう。私だって暇ではないのよ」
暇ではないと言いつつも、しっかり呼び出しに応えてくれるあたりこいつもいいやつなんだよなあ。
「じゃあ早速。おまえってさ、月に何回くらいオナニーするの? あ、もちろん性的な意味の方のだぞ」
と、実に爽やかな笑顔を浮かべながら下劣な質問をする俺。
黒猫は一瞬目を見開いたものの、すぐに平静を取り戻しいつもの表情に戻った。
「……あなた、まさかそんなことを聞くためにわざわざ呼び出したの?」
「おう! その通りだ!」
「…………何かおかしいものでも食べたの?」
まあ、連日に渡って奇行に走れば普通はそうなるよね。
「待て待て、俺は正気だ。これにはやむにやまれぬ事情があるんだよ」
「事情?」
「あー、その…………ええと……実はな――」
そうだ! こんな時こそ安価の出番だ! 上手い言い訳を考えてくれよ!
俺が黒猫にオナニーの回数を聞かざるを得ない事情とは?
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