過去ログ - 京介「妹たちに安価で悪戯する」
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75: ◆5yGS6snSLSFg[sage]
2011/06/05(日) 20:19:52.68 ID:rzU0xYe0o
「いつのまにやら安価の対象が俺になってる!」

誰得? 誰得なのこれ? 
……今日はもう部屋に引きこもっていよう。これが朝一発目の安価じゃなくて本当によかったぜ。

いそいそ服を脱ぎだす俺。

「……なんだろう。このえもわいれぬ開放感は」

このままだとなんだかいけない趣味に目覚めてしまいそうだ。

「念のため布団に入っておくか」

これでもし急にドアを開けられても問題ないぜ。
もぞもぞと布団にもぐりこみ、仰向けに寝転がる。

「……なんか違う」

さっき感じた開放感がまるでない。
布団に包まれているからだろうか、さきほどの気恥ずかしさから来る高翌揚や、誰かがドアを開けたら……というスリルから来るドキドキが全くない。

「駄目だ! 俺は布団から出るぞ!」

ガバ! と勢いよく布団から飛び出た所――

「京介〜、悪いけど買い物に――」
「あっ」

案の定、開かれるドア。
固まる俺とお袋。

「……京介…………あんた何してんの?」
「……あ、あははは。なんか今日暑くね?」
「……なんかごめんね。今日は買い物はいいわ」

そう言ってお袋は去っていった。

「…………桐乃じゃなくてよかった」

もちろん、本音じゃない。せめてそう思わないと涙を堪えられないだけだ。
当然、夕食は食べなかった。


夏休み二日目終了。

本日の好感度変動
沙織 +1
黒猫 +1
佳乃 -1


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