44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/05(日) 13:33:44.12 ID:BgMBuJaBo
まどか「マミさんも、杏子ちゃんも、みんなあなたのせいで死んだようなものじゃない」
QB「祈りから始まり、呪いで終わる。これまで数多の魔法少女達が繰り返してきたサイクルだ。
彼女達を裏切ったのは僕達でなく、むしろ自分自身の祈りだよ。
どんな希望も、それが条理にそぐわないものである限り、必ず何らかの歪みを生み出すことになる。
やがてそこから災厄が生じるのは当然の節理だ。
そんな当たり前の結末を裏切りだと言うなら、そもそも願い事なんてする事自体が間違いなのさ」
QB「でも、愚かとは言わないよ。そうやって過去に流された全ての涙を礎にして、
今の君達の暮らしは成り立っているわけだし。
それを正しく認識するなら、どうして今更、たかだか数人の運命だけを特別視できるんだい?」
まどか「バカ言わないで!」
まどか「ずっと皆を見守りながら、あなたは何も感じなかったの? 皆がどんなに辛かったか、
分かってあげようとしなかったの?」
QB「それが僕達に理解できたなら、わざわざこんな星まで来なくても済んだんだけどね」
まどか「……もういい。あなたが私達を騙して当然だと思ってるなら。
どんな希望も絶望で終わるのが当然だなんて言うのなら。
そんな馬鹿げた幻想、私がこの手で、ぶち壊してあげる」
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