174: ◆BcaCp9aHJ6[sage saga]
2011/06/19(日) 16:53:06.41 ID:hAzv6ppPo
「自由に掛けていいよ」
靴を脱ぎ、整え、ダイニングへと向かう。
そこには家庭で作られたとは思えないほど、綺麗に整えられた食卓が用意されていた。
今にも襲い掛かりそうな杏子をそれとなく抑え付けて、指示に従い、言葉を待つ。
「ふう、しかし大勢だね。 まどかにこれだけ友達が出来ていたというのは、とても嬉しいな」
「えへへ」
「あたしはずっと前からの付き合いですけどねー」
「はは、ごめんよ美樹さん。
残りのお三方は、名前を聞いてもいいかな?」
「暁美ほむらです」
「巴マミと申します」
「佐倉杏子、よろしくね」
「暁美さん、巴さん、佐倉さんだね。
僕は鹿目知久、まどかの父親だ。
まどか共々、よろしくお願いするよ。
さて、色々と話もしたいところだけれど、まずは食べようか。
冷めてしまうのも勿体無いしね」
いっただっきまーすとのんきな声が響く。
とはいえ、私も一つ肩の荷が降りたところで、お腹を減らしているのも確かだった。
ありがたくいただくとしようか。
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