39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/06/08(水) 00:06:34.14 ID:dyIqxHodo
ドアを開けて。
私は、固めた覚悟を一瞬で粉砕される。
「いらっしゃい。 待ってたわ」
そう応えた彼女の後ろに。
「おーう。 あんたがマミの奴を助けたっていう」
佐倉杏子が、一緒にいた。
「っ、あ、」
ああ、どうしてこうも私は、想定外の事態に弱いのか。
頭の中に記憶がフラッシュバックする。
基地のときは平気だったくせに。
彼女を失ったときの記憶が。
もう逃げ場はない、彼女はそこにいる。
私がたった独り、残されたときの記憶が。
335Res/235.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。