過去ログ - 上条「放さないからな」美琴「うん♪」垣根「話さないからな」心理「しゃべりなさいよ」
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948: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/06/10(金) 21:26:22.78 ID:/gfrG/BU0
美琴(好きだったのよ)

美琴は気づいたのだ
失ってしまってから、確信したのだ

以下略



949: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/06/10(金) 21:27:07.44 ID:/gfrG/BU0
美琴(・・・)

あの日のように自販機を蹴ってみる

太もも見えるんだからやめろよなー、なんて声が聞きたくて
以下略



950: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/06/10(金) 21:27:33.55 ID:/gfrG/BU0
美琴「・・・隠れてるんなら出てきなさいよ・・・」

美琴「・・・どうせ・・・私が泣いたら、陰から出てきて・・・」

美琴「ひっかかったー・・・とか言って笑うんでしょ・・・」
以下略



951: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/06/10(金) 21:28:01.27 ID:/gfrG/BU0
美琴(・・・)

美琴は、部屋の天井をじっと見つめていた

黒子が心配そうな声をかけてくる
以下略



952: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/06/10(金) 21:28:28.25 ID:/gfrG/BU0
本当に、呆れるほどのヒーローだった

あんな正義感のある「バカ」は、他にはいないだろう

唯一だった、美琴にとって唯一のヒーローだった
以下略



953: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/06/10(金) 21:28:54.26 ID:/gfrG/BU0
美琴は、日に日に元気を無くしていった


時間が経てば傷は癒える、なんて嘘だった

以下略



954: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/06/10(金) 21:29:20.18 ID:/gfrG/BU0
美琴(どこ・・・どこなの・・・)

また、夜の街をふらふらと歩いていた
スキルアウトに絡まれても、見向きもせず

以下略



955: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/06/10(金) 21:29:49.01 ID:/gfrG/BU0
美琴(・・・なんでいないのよ)

タイミングが読めない少年だった

いつも、余計なときに現れる少年だった
以下略



956: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/06/10(金) 21:30:14.55 ID:/gfrG/BU0
こんなに、自分が苦しんでいるのに

この涙を拭えるのは、彼だけなのに

この涙は
以下略



957: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/06/10(金) 21:30:40.27 ID:/gfrG/BU0
結局、彼は見つからなかった

最初から分かっていたのかもしれない

もう、ただの虚無感しかなかった
以下略



958: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/06/10(金) 21:31:09.17 ID:/gfrG/BU0
彼の隣にいれば、いつかは振り向かせられるから

なのに、今彼はずっと遠くにいる
声を掛けても届かないところに

以下略



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