過去ログ - QB「魔法少女の軍事利用だって?」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/06/06(月) 01:32:19.03 ID:12Scx6eE0
 少し期待していたのだが、残念ながら今は友達が誰も来ていなかった。
遊ぶ約束などはしていないが、この田舎で子供が遊ぶ場所、といったら
幼稚園の近くにある公園か、見晴らしが良く風の気持ちいい、この丘だった。

「誰もいないんだ。つまんないの。」

 独り言を呟き、丘の上の木に寄りかかって座る。
エマが公園より、この丘が好きな理由。それは、
今のように誰一人友達がここに居なかった時でも
空はきれいな青さでいつも待っていてくれた。
そよそよと流れる風に、彼女のブロンドの髪がなびく。

 ふと気づくと、丘の下に猫がいるのが見える。

(あの子に遊び相手になってもらおう。)

 そう考えたエマは立ち上がり、猫の居る方へ歩き出した。
それなりに距離があったのだが、猫はこちらを見ながら
まるでエマを待っているように、ただじっと座っていた。

 違和感を覚えたエマは足を止める。


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