過去ログ - 中2病SS『ようこそカスミへ!』
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109:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/08(水) 00:37:09.98 ID:Jr2szphAO
アリナ「それで、ね。何故私が勤務しているのかというと、軍の人材育成プログラムの、いわばテストタイプみたいなものなの」

新兎「人材育成プログラム?」

アリナ「身寄りの無い子供を軍が引き取って立派な軍人に育てようという試み。」
以下略



110:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/08(水) 00:37:38.55 ID:Jr2szphAO
アリナ「ただ、その事についても反対意見が多いの。要は育成プログラムの存在自体が違法なのではないのかと」

新兎「確かに、人権団体はうるさそうですね」

アリナ「だからね、余計に慎重にならないと…」
以下略



111:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/08(水) 00:38:08.71 ID:Jr2szphAO
アリナ「で、神前くん、今日は無理を言って私服で着てもらったけど…」

新兎「ああそうだ。なんで制服じゃダメなんですか」

新兎がなかなかアリナを見つけられなかった原因の一つはこの『絶対私服着用命令』だった。
以下略



112:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/08(水) 00:38:35.90 ID:Jr2szphAO
新兎「で、そのウィッチにどう言う関係が……」

アリナ「とっても性能が良くてね、宇宙空間内での…開発用として見れば、だけど、我が軍のウィッチの性能を遥かに上回ってるの。」

アリナ「で、そのウィッチの技術をどうしても得たい国があって。それが…」
以下略



113:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/08(水) 00:39:13.63 ID:Jr2szphAO
アリナ「しかし艦の移動挺の調子が悪く、時間的にこちらに…。だから、私達が軍人だってこと、気が付かれないようにしてね。」

新兎(そうか、だから艦長は軍用機に見えないようにわざわざ工場にカラーリングを頼みにいったのか)

と、一瞬全てを納得しかけた新兎だったが、何となく、腑に落ちない様な気がしていた。
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114:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/08(水) 00:39:44.06 ID:Jr2szphAO
新兎「艦長は俺達に…警護させるつもりなんじゃないんですかね」

アリナ「警護?そんなまさか…」


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115:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/08(水) 00:40:13.10 ID:Jr2szphAO
―――――

貨物船アドバンス。
クワシマ工業が保有する、フタツキと地球を結ぶ宇宙船である。

以下略



116:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/08(水) 00:40:42.91 ID:Jr2szphAO
新兎(……あのオッサンにマンマと嵌められたのか)

新兎(しかし…この船に俺達を乗せられるって、一体どういうコネを使ったんだよ艦長は……)

……こんな状況に新兎は深い溜め息でも一つ、ついてみたかったが
以下略



117:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/08(水) 00:41:10.63 ID:Jr2szphAO

新兎「ちなみに…いいですか」

アリナ「……うん」

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118:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/08(水) 00:41:42.34 ID:Jr2szphAO
再び沈黙が船内を支配した。
少しでも気を紛らわせようと窓の外を見ようにも、やはりただ漆黒が広がっているばかり。



以下略



119:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/08(水) 00:42:17.01 ID:Jr2szphAO
「うわああああああ!?」



乗客が叫ぶ。何かがぶつかってきたのか…強い衝撃。
以下略



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