過去ログ - 中2病SS『ようこそカスミへ!』
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694:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[sage]
2011/11/09(水) 13:04:54.53 ID:62JmT8wDO
橘花「何よ、いらないの?いらないなら貰うわよ」
新兎「要らないとか要るとかっていうよりだな!」
新兎「どうしたんだよこの金は」
橘花「相変わらず口説い男ね。見たでしょ。さっきあの人から」
新兎「見たよ!知ってるよ!!」
新兎「こっちが聞いてんのはな、どういう手段でこんな大金をお前が手に入れたってことだ」
橘花「そうね。まあ、アナタ達にも知る権利はあるでしょうね」
新兎「………はぁ?」
橘花「じゃあ明細、あの人たちに説明して下さい。」
男「は、はいっ」
男「ええーテレビが壁掛け式26台、スクリーン式27台、それからミニマムPCが87台に外付けの大容量ハードが20台。それから旧型ディスクが100gあたり1000円、端末用の再生データが100件あたり1000円、それから本に関しては10キロ当たり1000円、ゲーム機87台にソフト530本……計102万飛んで78円ですかね」
橘花「ということだから半分施設費として回収。51万をアナタ達で適当に分けて」
一同「…………」
一同「……………」
一同はイマイチ状況が理解出来て居なかった
新兎「その人は」
橘花「私の知り合いのリサイクル業者」
新兎「その人に売った大量の品物はどうした」
橘花「どうしたもこうしたも、ねえ」
アリナ「………」
新兎「どうした!どうしたって聞いてんだよおおおおおおおおおお!」
新兎は錯乱し、畳を這いながら足を絡ませ妙な体制になりながら橘花を追求する。
小鹿のように足を振るわせながらやっとこさ立ったかと思うと、今度は手をぷるぷる振るわせていた。
そんな新兎を視界に渋々入れながら答えてやる。
橘花「そこにあったのを売ったのよ」
――こうして、ゴングは鳴らされたわけである。
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