過去ログ - 中2病SS『ようこそカスミへ!』
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699:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[sage]
2011/11/09(水) 13:14:36.07 ID:62JmT8wDO
新兎「知るか!俺たちはな、スコッチエッグを食いたいんだよ。」
橘花「退きなさい!アレはハンバーグにすべきなのよ!!って言うか、ハンバーグにするために作ったのよバカ!!」
橘花は新兎を突飛ばし、中へ入り込もうとするが、分厚い筋肉の壁に阻まれてしまった。
橘花「ちょっと退きなさい!スコッチエッグなんて私は………」
敷島「申し訳ありません閣下」
そこには、鍛えに鍛え上げた筋肉を持つ筋肉バカ、まさかの敷島が聳えていた
橘花「………敷島」
アリナ「敷島さん………」
白鷹「なんで?」
敷島「私は悟ったのです」
橘花「いいから退いてよ」
敷島「いえ退きません。私は、思うんですよ。」
橘花「いいから退いて」
敷島「こう言う時、叱ってやれる勇気が男には必要なんですよね」
橘花「………はぁ?」
敷島「愛はね、愛する事だけが愛じゃないんですよね。目が覚めました」
敷島「私は!心を鬼にし、閣下に過ちを気づいて戴こうと……私は!私は!」
何を言っているのか彼女達には理解出来なかったがとりあえず敷島は泣き崩れていた。
とりあえずそれどころじゃない橘花は力ずくで突破を試みるが、白鷹がそれを制した
橘花「邪魔しないで!私は耐えられないのよ!!!!」
白鷹「やめとけ、体力の無駄だ」
橘花「………敷島ごときに私が負けると」
白鷹「少なくとも負けないだろうよ。だけど勝ちもしないぞ」
橘花「………なんで」
白鷹「確かに殴りはしないだろうけど、その分壁は分厚くなるし、仮に敷島がくたばったにせよ」
白鷹「どうすんだこいつら」
最低でも20人近くは壁を形成していたようだった。
新兎「ふん!ようやく気がついたか……」
思わせぶりな口調がなんだかイラつく
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