過去ログ - 中2病SS『ようこそカスミへ!』
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72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/07(火) 17:54:14.45 ID:vD1cKIRAO
榛名は微笑むと同時に、谷間を中央へ寄せた。
この中が多少蒸し暑いせいか、汗が果実に果汁の如く滴っていた。
そして谷間の横を彩るホクロと相まって妙に官能的で、
未だに思春期真っ只中の神前を大いにドギマギさせた。

以下略



73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/07(火) 17:54:49.35 ID:vD1cKIRAO
そして女医。
最早新兎の興奮はピークに達していた。

榛名「あらあら…お熱でもあるのかしらぁ。顔が真っ赤よぉ?」

以下略



74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/07(火) 17:55:47.25 ID:vD1cKIRAO
榛名「それじゃあシュミレーションスタート。」

機械群がウイイーンだのキュイーンだの、妙な機械音を立て始めた。

新兎(そうか、この感じ……何かに似てると思ったら……)
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75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/07(火) 17:56:14.94 ID:vD1cKIRAO
―――――

再び廊下。

秋津洲はどうしたものかと頭を抱えながら霧島に説教をしていた。
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76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/07(火) 17:57:04.05 ID:vD1cKIRAO
霧島「いいですか、ふぶき君。格闘ゲームでもポケモンでもそうですけどね、強いだけじゃダメなんですぞ?」

霧島「世の中にはですな、レベル2で四天王制覇した連中すらおるのです。」

霧島「要は手持ちのポケモンの組み合わせ、相性、技の特性を生かせば……」
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77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/07(火) 17:57:53.91 ID:vD1cKIRAO
霧島「あれれ、食事は?しないんですかー」

秋津洲「吐き気がするので」

霧島「着替えはー?」
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78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/07(火) 17:58:20.27 ID:vD1cKIRAO
――――――

――再び新兎の部屋

榛名「ご苦労さま。以上で検査はおしまいね。」
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79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/07(火) 17:59:08.66 ID:vD1cKIRAO
榛名「それじゃあここにサインを。契約書は紙じゃないとねぇ」

榛名「あ、それから勤務にあたっての注意事項や、心構え、それからこちらのファイルをダウンロードしてね。この「よりよい戦艦ライフのしおり」を熟読して…」


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80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/07(火) 17:59:40.38 ID:vD1cKIRAO
榛名「勤務にあたっての注意事項や、心構え、それからこちらの『よりよい戦艦ライフのしおり』よ?」

榛名「あっ…そうか。君、NC(ナノコンピュータ)は埋め込んでないのよね。じゃあ…かさばるけど紙でもいいわよね」

新兎「そ、そうじゃなくて…あの……なんで、これ?」
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81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/07(火) 18:00:18.36 ID:vD1cKIRAO
状況を全く飲み込めない新兎に、その状況を更に飲み込めないのか、
それともわざとやっているのか、本当に分かっていないのか、よく分からない榛名との間に妙な空気が流れていた。



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82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/07(火) 18:01:35.90 ID:vD1cKIRAO
そこから新兎の記憶は途切れていた。

『滑り止めにすら滑り、かと言って浪人も許されず、結局進路も就職先も何も決まらないまま、卒業式を迎えた高校三年生』の様な顔をしていたことだけは覚えている。

『絶望』。この二文字が彼の脳内を支配した。
以下略



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