過去ログ - 中2病SS『ようこそカスミへ!』
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976:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[saga]
2012/03/11(日) 23:22:27.72 ID:QShfgetAO
 敷島「私には畏れ多い事です。上官である橘花大尉を差し置いて……」 
  
  
 新兎「行きたくないのか?プロだろ、自覚持てよ」 
  
977:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[saga]
2012/03/11(日) 23:22:55.17 ID:QShfgetAO
 敷島「承知しました。少し部屋に戻って策を練らせて下さい」 
  
 霧島「策って……」 
  
 敷島「ヒッチコックでも見てきます」 
978:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[saga]
2012/03/11(日) 23:24:21.26 ID:QShfgetAO
 ―――――― 
  
  
  
 デュッセルドルフ。 
979:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[saga]
2012/03/11(日) 23:25:06.83 ID:QShfgetAO
 霧島はヘラヘラとしながら頭を軽く下げた。 
  
  
 霧島「すいませーん、移動挺の空間装置の座標の調整が中々上手くいかなくって。」 
 霧島「もう、今年にはいって三度目なんですよー。ねぇ」 
980:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[saga]
2012/03/11(日) 23:25:38.61 ID:QShfgetAO
 男「………ご指導の賜物かな」 
  
 霧島「軍人にも、主張性とおおらかさは必要だと歴史の時間に習ったような気はしますねぇ」 
  
  
981:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[saga]
2012/03/11(日) 23:26:41.71 ID:QShfgetAO
 軍人A「光栄です。移動挺が故障してもなお、我が艦にお越しいただいて」 
  
 軍人B「ええ、先日我が国への支援が大幅に削減されましたから、てっきりお越しにならないかと」 
  
 軍人C「我が軍の歓迎の儀式『バタラー』と言うものがありましてね、精一杯の“敬意”を表させて頂きます」 
982:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[saga]
2012/03/11(日) 23:27:14.95 ID:QShfgetAO
 あちらは遅刻した遅刻したと主張してはいるが、 
  
 出発直前に到着を3時間も早めるように要請してくるわ 
 無理だと断る暇もなしに通信は切るわ 
 本来の予定より1時間も早く到着したにも関わらず文句は言うわ 
983:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[saga]
2012/03/11(日) 23:29:13.92 ID:QShfgetAO
 軍人A「ぬわああああああ!!!!」 
  
 新兎「………?」 
  
 おそるおそる前を見れば、男の顔にアイスクリームがベッタリついていた。 
984:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)
2012/03/11(日) 23:30:06.10 ID:QShfgetAO
 軍人A「ケッ、ガキの癖に前を見ないからこうなる。ざまあ!!!!!」 
  
 士官「貴様!!!!」 
  
 軍人は、上官に間髪入れることもなく、大きく、強く殴られた。 
985:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)
2012/03/11(日) 23:30:33.24 ID:QShfgetAO
 軍人は顔を上げ、目の前の少女の顔をマジマジとみた。  
  
 軍人A「!」 
  
 少女はフードを取った。  
986:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)
2012/03/11(日) 23:30:59.69 ID:QShfgetAO
 次々と軍人達は跪いていく  
  
 いくら美人だからってやりすぎだろうと内心新兎は彼らを嘲笑していたが、ふと横をみれば霧島に駿河、敷島までもが跪いていた。  
  
  
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