過去ログ - 中2病SS『ようこそカスミへ!』
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992:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)
2012/03/12(月) 00:10:08.09 ID:Yz0L+Z5AO
ケイティ「お恥ずかしながら」

新兎「しかし、艦長と言うと………」





新兎は段々と思い出してきた。




キティ
デュッセルドルフ
お飾り艦長
美人


これらのキーワードは彼の貧相な脳みそを刺激するには十分すぎるくらいだった。


そう、彼女は………

新兎「ケイティ!プリンセスケイティか!」

ケイティ「ご名答です。私のこと、ご存知で嬉しいわ!」

新兎「た、たしか君って、じゅ、じゅ、じゅうさんさいの…」

ケイティ「先月14歳になったばかりですのよ」


多分、今の一連の流れをネットに流せば彼は間違いなく人肉検索くらいにあうことだろう。
そして根暗な性格、人望のなさ、親の七光りなんぞを暴かれ「宇宙きれい」くらいしか口にしなくなるに違いない。

霧島「殿下、部下が失礼を」

ケイティ「いいえ。新鮮でしたのよ。気になさらないで」



霧島「そうは参りません。そうだ、これから僕とマゼラン星雲が見えるレストランでお酒でもいかがでしょう。そうだ、そうしよう。ああ、しかしその臣足が疲れてしまっていることでしょう。そうだ、こうしよう。オリオン大星雲が見えるホテルの一室でパーティーをしましょう。僕たち二人のミニパーティーを。そうだ、そうしよう。社交的マナーを私自ら…」


と、霧島は首筋に嫌な気配を感じた。


敷島「……………」


敷島は震えながら引き金に指を掛けていた。

霧島「嫌だ…冗談」





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