13:マクロスS[sage]
2011/06/08(水) 20:16:21.80 ID:cOEQcqmm0
―――
バトル・サクラガオカブリッジ
風子「艦長!
未確認艦隊より艦載機軍が発信!
キャッツアイXIIが攻撃を受け、全滅の模様」
艦長「やはり、友好的な相手ではないか。
優君、艦載機をすぐに発信させてくれ。
ベア、レオ、タイガー、各中隊もだ」」
優「スカル、パープル、イエロー大隊、発信!
アルファ352の敵の迎撃に向かってください」
「「「了解」」」
航空管制士官、真鍋優少尉の声に、次々とバルキリーが発艦していく。
優「ベア、レオ、タイガー、各中隊、発信してください」
さわ子「こちらベアリーダー、優ちゃん、敵のデータは?」
優「それが、偵察機が全滅してしまい、詳細不明なんです」
優は、さわ子の問いに、困惑した表情で答える。
さわ子「オッケー!じゃぁちゃちゃっと片付けてくるわ」
困惑している年少のオペレーターを安心させるように微笑むと、山中さわ子少佐は、表情を引き締めた。
さわ子「ベア中隊、発信!!」
澪「ベア8、秋山澪中尉、発艦準備完了」
優「澪さん、お久しぶりです」
澪「あぁ、優ちゃん、久しぶり」
こわばった表情の澪に、優が声をかけると、澪は少し口元を緩めた。
澪と、優の姉の和とは、パイロット科と、管制科と科が違ったものの、寮が同室だったこともあり、親友と呼べる間柄であった。
そして、和の妹である優も、姉の伝で澪と知り合い、士官学校時代は、3人でよく連れ立って遊んでいたものだった。
優「はい、気をつけてくださいね」
澪「うん、優ちゃんも管制、よろしく」
優「はい」
澪「じゃぁ、いってくる」
その言葉と同時に、青く塗装された、澪のVF-33アマデウスが、バトル・サクラガオカから飛び立った。
213Res/173.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。