143:マクロスS ◆uYkn28wwx9Nx[sage saga]
2011/08/19(金) 23:35:34.36 ID:FoJ5E9Bl0
姫子は僚機が去ったのを確認すると、敵機へと集中した。
相手との実力差は認めざるを得ないが、それでもあきらめるわけにはいかない。
姫子はGの限界に挑戦するかのように、機体を振り、相手を揺さぶろうとする。
ソブギン「ふっ、この俺様に1機で向かってくるとは。なめられたもんだぜ」
だが、敵の指揮官、ソブギン・ビルオーは、不適な笑みを浮かべ、姫子を追い詰めていく。
ソブギン」そこだ」
姫子「しまった!」
ソブギンは、姫子の僅かな隙をつき、マニピュレーターで拘束すると、ビームを放った。
姫子「な、何これ……力が抜・け・て……」
澪「姫子、一旦下がって」
漸く到着した澪が叫ぶが、姫この反応はない。
姫この機体は、大きな損傷はなさそうだったが、宇宙空間をぷかぷかと漂っているだけだった。
澪「姫子!どうしたんだ姫子!」
澪の必死の叫びもむなしく、姫子からの応答は、とうとう来なかった。
ソブギン「ふははは、今度はこいつか」
ソブギンは、高笑いを挙げながら、今度は澪に向かって突っ込んできた。
澪「お前かぁ!姫子をやったのはぁーーーー!!!」
澪は、般若のような形相を浮かべると、向かってくる敵機へと突っ込んでいった。
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