162:マクロスS ◆uYkn28wwx9Nx[saga]
2011/09/16(金) 22:58:50.37 ID:Xr7U5f5a0
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50万年以上前、この宇宙には、プロトカルチャーと呼ばれる、超文明を持った人間サイズの種族がいた。
彼らは、勢力を拡大するにあたり、代理兵士として、巨人種族、ゼントラーディを遺伝子操作により生み出した。
彼ら、プロトカルチャーは、宇宙全体へとその生活圏を広げ、巨大な星間国家を樹立した。
だが、その平和も長くは続かず、やがて、その統一国家は、二つの勢力に分かれ、争うようになった。
プロトカルチャーは、その戦闘の最中、更なる強力な生物兵器として、エビルシリーズを作り出した。
だが、稼動実験中のエビルシリーズに、別宇宙から来た、意思を持つエネルギー体が宿り、プロトデビルンとなってしまった。
プロトデビルンは、彼らの食料とも言うべき、精神エネルギー“スピリチア”を求め、プロトカルチャーを襲撃し始めた。
その際、プロトデビルンは、プロトカルチャーとゼントラーディの一部を洗脳し、尖兵とした。
それが監察軍である。
その後、プロトデビルンは、“アニマスピリチア”と呼ばれる、特別なスピリチアを持つプロトカルチャーによって、バロータ星系、第4惑星に封印されたが、
わずかに生き残ったプロトカルチャーも、その後の長きに渡る戦闘の末、自ら生み出した巨人兵達に滅ぼされた。
主を失ったゼントラーディ軍と監察軍は、本能の赴くまま、その後も戦い続け、現在も宇宙のどこかで戦い続けている。
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