過去ログ - 憂「ぎゅってしたら、ぎゅってしてきた」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/09(木) 07:35:23.17 ID:eNqIFFIY0

唯「うーい、一緒にねよー」

　春もすっかり暖まったのに、梅雨が来て急に冷え込んだ夜のこと。

　お姉ちゃんが扉を２回ノックして部屋に入ってきました。

憂「うんっ、いいよ」

　お姉ちゃんは最近の暑さに耐えかねて、布団をしまったばかりでした。

　毛布２枚では、さすがに今日の寒さはこたえたと思います。

　だからまだ羽毛布団をしまっていない私のところに来たのでしょう。

唯「よっとー」

　お姉ちゃんはにこにこしてベッドに飛び込むと、

　お行儀悪く布団の中に入ります。

2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/09(木) 07:36:06.93 ID:eNqIFFIY0

憂「あれ、お姉ちゃん枕は？」

唯「えー？」

以下略


3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/09(木) 07:37:02.90 ID:eNqIFFIY0

唯「そりゃーっ」

　私が枕を見て悩んでいると、お姉ちゃんが枕に顔をうずめてしまいました。

以下略


4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/09(木) 07:38:07.20 ID:eNqIFFIY0

憂「やっぱり狭いって」

唯「一回落ちたくらいであきらめないの」

以下略


5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/09(木) 07:39:06.79 ID:eNqIFFIY0

　足も絡ませて、息苦しいぐらいにお姉ちゃんをきつく抱きしめます。

　ぎゅ、ぎゅっ、ぎゅーっ。

以下略


6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/09(木) 07:40:08.70 ID:eNqIFFIY0

憂「お、おねえちゃ……っ」

　指先から手首ぐらいまで、じぃんと痺れて力が抜けます。

以下略


7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/09(木) 07:41:10.03 ID:eNqIFFIY0

　思えば、こうしたのは初めてかもしれません。

　お姉ちゃんと抱き合ったことは幾度もあります。

以下略


8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/09(木) 07:42:06.58 ID:eNqIFFIY0

憂「う、うん」

　いや、そうだ。

以下略


9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/09(木) 07:43:07.14 ID:eNqIFFIY0

　幸せそうな笑顔が見えて、またお姉ちゃんの感触がした。

　頬の柔らかさ。

以下略


10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/09(木) 07:44:09.72 ID:eNqIFFIY0

　お姉ちゃんの息が唇にかかる

　今度はくすぐったくない、けれど背筋が冷えた

以下略


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