過去ログ - 憂「ぎゅってしたら、ぎゅってしてきた」
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/09(木) 07:51:19.15 ID:eNqIFFIY0

 残された私は、ひとまず起き上がると、パジャマの袖で口元を拭いました。

 私たちの汗と唾液で濡れた悪い枕は、勉強机の方に投げておきました。

憂「……」

 体が汗ばんだせいで、今夜の冷え込みはなお厳しいものに感じられます。

 私は布団を肩まで持ち上げると、ベッドに倒れこみました。

 枕のないベッドは、スプリングがよく押し返してきました。

 2回ノックがしてすぐ、お姉ちゃんが入ってきます。

唯「うい、枕持ってきたよ……」

 私は目を閉じて、眠ってしまったふりをしました。

 これ以上わたしの過ちについて追及されたくなかったのか。

 なんにせよずるい行動だと思いましたが、今だけはお姉ちゃんが恐ろしくありました。

唯「憂? 寝ちゃったの?」


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