過去ログ - 上条「抱きしめようか?」美琴「うん//」垣根「抱こうか?」心理「やめて」
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414: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/06/12(日) 12:10:05.15 ID:dwU9mJc+0
今なら引き返せる
体はそう言っていた

しかし、引き返して何になるのだろうか

以下略



415: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/06/12(日) 12:10:32.94 ID:dwU9mJc+0
心理(・・・嘘よ)

垣根は、こちらにまだ気づいていない

気のせいか、少しやつれているように見える
以下略



416: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/06/12(日) 12:11:02.60 ID:dwU9mJc+0
心理「待っ・・・」

一歩だけ、足を踏み出した

だがそこで止まる
以下略



417: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/06/12(日) 12:11:36.72 ID:dwU9mJc+0
垣根帝督は生きていて
心理定規を拒絶して
それがなぜか苦しくて


以下略



418: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/06/12(日) 12:12:08.09 ID:dwU9mJc+0
心理「垣・・・根・・・よね?」

彼はやつれていた

何を話したのかなんて覚えていない
以下略



419: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/06/12(日) 12:12:38.55 ID:dwU9mJc+0
なぜ

せっかく出会えたのに

闇の中で互いがよく見えない、なんて状況ではなく
以下略



420: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/06/12(日) 12:13:10.43 ID:dwU9mJc+0
しかし

垣根「悪いな」

彼はまた、自分と距離を取った
以下略



421: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/06/12(日) 12:13:45.96 ID:dwU9mJc+0
翼を折られた鳥は、自ら死を選ぶことさえある


垣根帝督が、昔話してくれた
そんなこと当たり前だと、かつての心理定規は思っていた
以下略



422: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/06/12(日) 12:14:12.45 ID:dwU9mJc+0
心理定規は駆け出した

垣根がどこにいるのか、それだけを考えながら

普段の垣根なら
以下略



423: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/06/12(日) 12:14:40.84 ID:dwU9mJc+0
垣根は、やはりいた

心理「待って・・・」

垣根の体が、わずかに震える
以下略



424: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/06/12(日) 12:15:19.91 ID:dwU9mJc+0
垣根が、そっと心理定規を抱きしめる



彼の翼は、もう一度羽ばたいていた
以下略



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