188:黒子毛
2011/06/20(月) 07:32:49.32 ID:LqpoU62Y0
力ばかりで、それは決して誉められるようなものではない。
けれど、その絶対的な地位に立つことで誰かの目標となれたら。
189:黒子毛
2011/06/20(月) 07:33:19.47 ID:LqpoU62Y0
彼女はそれに依存しすぎてしまっていたのかもしれない。
努力が無意味と悟ったその時、彼女の中は空っぽだった。
190:黒子毛
2011/06/20(月) 07:33:48.68 ID:LqpoU62Y0
そんな彼女に、一方通行は右手を伸ばした。
191:黒子毛
2011/06/20(月) 07:38:45.48 ID:LqpoU62Y0
一方「……はァ?」
何が起きたのか分からなかった。
192:黒子毛
2011/06/20(月) 07:39:25.51 ID:LqpoU62Y0
美琴「……?」
美琴(何?今、どうして手を引いたの…?)
193:黒子毛
2011/06/20(月) 07:40:52.95 ID:LqpoU62Y0
困惑しているのは彼女だけではない。
怪物も同様だった。
194:黒子毛
2011/06/20(月) 07:45:36.00 ID:LqpoU62Y0
一方(なン、だ……?)
195:黒子毛
2011/06/20(月) 07:48:43.78 ID:LqpoU62Y0
その隙間から、何か鋭く尖ったものものが一方通行の脳を浸食していく。
脳に割り込んだ何かが、確実に彼を異質の何かへと変えていく。
196:黒子毛
2011/06/20(月) 07:49:27.80 ID:LqpoU62Y0
そして現れたのは、どす黒い翼。
197:黒子毛
2011/06/20(月) 07:50:05.23 ID:LqpoU62Y0
美琴「―――――、は……?」
噴射にも近い黒の翼。彼の意識すら飛ばし、自我すらも叩き潰すほどの爆発的な力の奔流は留まる事を知らなかった。
285Res/105.93 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。