214:黒子毛[saga]
2011/06/22(水) 18:07:56.17 ID:4IulXSOp0
一方「ぁがっ、ぐっ、ごァァァァぁぁぁっ!!!??」
どしんどしんと、凄まじい地鳴りと衝撃波が辺り一帯を吹き飛ばす。
美琴「なっ、何…!?一体何なのよあれは!」
辛うじて磁力で線路にしがみ付いた美琴が枯れた喉で叫ぶ。
美琴(あんなバカみたいな質量と力、いくら第一位だからって有り得ないわよ!?)
美琴(それにアイツの能力はベクトル操作!ワケのわからない羽をブンブン振りまわすような力じゃなかったはず)
魔術に関わりのない美琴に、その力の正体が分かるはずもなかった。
一方通行本人にさえ、理解できていないのだから。
美琴「…え?」
美琴「でもアイツ…なんか……」
美琴「――――――苦しんで、る?」
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