236:黒子毛[saga]
2011/06/29(水) 19:27:15.79 ID:ogRQhL6M0
美琴「―――そ、んなこと、出来るワケないでしょうがッ!!」
感情を込めすぎたせいで、とうに枯れた喉が更に裂けた。
10032号「お願いします。ミサカはお姉様を巻き込みたくはないのです」
美琴「私だってアンタに死んでほしくない!死なせてたまるもんですか!」
10032号「お分かりでないようですが、今はそんなことを言えるような状況ではないのです」
10032号「あの通り一方通行は今完全に錯乱しています。この場に居てはいずれにしろ二人とも殺されます」
10032号「ならばミサカを囮にして、関係のないお姉様は逃げるのが一番合理的です」
美琴「―――黙れ、このバカ妹…!」
言っていることは分かる。確かに10032号の言うとおりだ。
自分と同じ遺伝子のくせに、無慈悲な正論ばかり吐いてくる。
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