263:黒子毛[saga]
2011/07/06(水) 18:56:38.49 ID:nf3rtJA20
美琴「―――む、ぐっ、ぶはぁっ!!?」
残った微量な電力を使い、ようやく頭と右腕だけを出した美琴。
10032号「まだ力が残っていましたか……いっそ気絶させてしまおうと思ったのですが」
美琴「あ、アンタ!何のつもりよこれ!?」
10032号「お姉様には退避していただきます。しかし同意していただけないようなので、ミサカは実力行使に出ました」
美琴「実力、行使…?……まさか」
はっとした美琴は自分の置かれている状況を急いで確認する。
呑まれている間に、様子は少し変わっていた。
頭と右腕以外は全身、薄く包帯状になった砂鉄に拘束されている。
そして自分の後方。
先程の砂鉄の波が二手に分かれ、レールのような形になって1km以上は続いていた。
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