260:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/06/14(火) 16:28:45.93 ID:SbUCwt4uo
男「……ちょっと分かりません。それは……」
女性「あなたは死んだ息子を偽ることをやめて……」
女性「それで、前回は私たち二人であの子を支えることにした」
女性「でも、結果はあの通り……」
男「…………」
女性「それで思ったんです」
女性「もしかしたら、記憶喪失になる責任は私たちにあるんじゃないかって」
女性「家族という形が……あの子には苦痛になってるんじゃないかって」
男「……ええと」
男性「だから今回は、私たち二人は会うのを極力避けようと思う」
男性「けれど、いつまでも、という訳にはいかない」
男性「私たちだって、あの子に会いたい気持ちは君と同じように……」
男性「いや……親子であることを考慮すれば、それ以上のものだからな……」
男「……はい」
男性「娘の状態が安静して、家に戻って来れるようになってから」
男性「その時こそ、私たちが温かく迎えてやろうと、そう決めた」
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