443:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/06/16(木) 01:55:15.55 ID:dMBO8he/o
男「ただ、当時の警察は詳細な検死を行う事もせず」
男「アルコール成分が検出されたことから、事故と判断した」
男「けれど、その場にいた一人の警官は思ったそうです」
444:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/06/16(木) 01:55:58.86 ID:dMBO8he/o
男性「いいだろう、君の言った通り、全てそうだったとしたら?」
男性「真犯人でも見つけて、探偵気取りで、警察に突き出すつもりか?」
男性「それが、君の見つけたやりたいことなのか?」
445:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/06/16(木) 01:56:58.38 ID:dMBO8he/o
男性「……何が言いたい」
男「兄の死に、アイツは自殺するまで追い込まれていた」
男「今までの仮定を全て考慮して、分かった事は一つ」
446:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/06/16(木) 01:58:32.03 ID:dMBO8he/o
447:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/06/16(木) 01:59:19.15 ID:dMBO8he/o
男「前々から、おかしいなと思っていた」
男「そこまでして、彼女が記憶を取り戻す事に抵抗しなくても、と」
男「それも……見知らない第三者を兄に仕立てあげるまでして……」
448:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/06/16(木) 01:59:47.47 ID:dMBO8he/o
男「俺は……あなたが、アイツに恨みがあって殺したとは思えない」
男「……事故だったんですよね?」
男性「…………」
449:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/06/16(木) 02:00:28.87 ID:dMBO8he/o
男「親友は……写真家になりたかった」
男性「そう……そんなことすら知らずに……」
男性「当然と継ぐものだと考えていた私は愚かだ」
450:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/06/16(木) 02:01:02.67 ID:dMBO8he/o
男性「廊下での怒鳴り合いを心配した娘が、部屋から出てきた」
男性「そして………」
男性「娘に、喧嘩している姿を見せたくなかった私は……」
451:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/06/16(木) 02:01:41.64 ID:dMBO8he/o
男性「全て、私の責任だ」
男性「こうなってしまったのは……私の……」
男「……社長」
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2011/06/16(木) 02:02:07.74 ID:dMBO8he/o
男性「男君……私はどうした方がいい?」
男性「これから、何をすれば、償えるんだろうか?」
男「……絶対に」
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