123:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)
2011/06/13(月) 22:16:34.85 ID:p+gxnQDy0
佐天「___誰かー?」キョロキョロ
犯罪者を探してきているはずなのに、声を上げる佐天
薄暗い、日の光以外に明かりが一切無い、埃っぽく、コンクリートで打ち固められた
ごく普通の”廃墟” だが、そのごく普通の筈の廃墟の中で、1箇所だけおかしい所があった
佐天「・・・・・・ポスター?」
そう、そこの壁にだけ、ポツンと色あせた映画のポスターが貼られていた
佐天「あ! これ知ってる! ぜんっぜん面白くなかったあの映画だ!」
そのポスターに、佐天は見覚えがあった
それもそのはず、この間 初春と2人で、期待の新作と称される
制作費をハリウッド並みにかけた映画を見に行った その映画のポスターなのだから
佐天「結局この映画って、大コケしたんだよねー...」
一人で寂しいせいか、だんだんと独り言が多くなってゆく佐天
そして、突然『ポン』と腕を叩いた
佐天「そうだ! これ、お土産に持って帰ろう!」
・・・完全に目的を忘れる佐天であった
170Res/115.06 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。